ども!
庶民ゴルファーのはちです。
今回はゴルフでスコア80を切るために習得しておくべきスキルについてボクが実際に教えてもらったことをここでまとめておきます。
ん?
教えてもらったこと??
と思った方もいるかもしれませんが「はい!」ボクはまだこの記事を書いている時点では80が切れておらずこのポイントが今現在のボクの課題でもあるんです。
そこで今回は実際に80を切るために必要なスキルを教えてもらったので自分に書いている記事となります。
とはいえ、たぶんこの内容は今のボクと同じところで立ち止まっている人にもかなり為になる内容だと思ったので80切りで悩んでいる方は是非とも参考にしてみてください。
80を切る壁
もともとセンスがある人でも、ゴルフではある程度まで上達すると停滞してしまう段階があります。
スコアでいうと平均して80台でプレーできるようになっている段階です。
80台前半でプレーできるときもあれば、80台後半になってしまうときもある。
平均すると83~85くらいといったところですね。
この段階にいる人はゴルフのスイングもそこそこ安定してきて、アプローチやパットもミスが少なくなってきています。
でもスコアをもう一つ縮めることができない。
調子が良くても81~82くらいで、あと何を頑張れば80を切れるのかいまいちよくわからないといったところですね。
もちろん、すべてのレベルを上げればスコアは減らすことができるでしょう。
ですがそれは何をしてどのくらい練習すれば達成できるのでしょうか?
練習量も練習時間もかなり必要になることは、今まで頑張ってきたことを考えれば想像がつくでしょう。
ではどうすれば、練習時間も練習量も少なくして上達することができるでしょうか?
それが今回お伝えする、80を切るために習得しておくべきスキルです。
80を切るために重要なのは1打を大切にすることです。
今まで損していた1打をピンポイントで減らすことです。
その1打を減らすためのスキルをこれからお伝えしていきますね!
①低く抑えた球(パンチショット)
ゴルフコースでプレーしていると多くの状況に出会います。
傾斜地、ラフ、林、風、打ち下ろし、打ち上げ、ベアグラウンド、バンカーその他どうしても1打損してしまう状況があります。
その状況をクリアして1打を減らすことができるスキルが、低く抑えた球を打つスキルです。
これはただ低い球を打つだけのショットではありません。
低い球を打つだけなら、ロフトの少ないクラブを選んでハーフショットをすれば簡単に打てます。
でもスコアを減らすためには、状況に応じたクラブ選択の中で低く抑えていき、グリーンに乗せたり、グリーン周りに運ぶ必要があります。
例えば、アゲインストの風の中や打ち下ろしの場合に、クラブを大きく変えずに低く抑えた球でグリーンを狙ったり、林から脱出するだけでなくグリーン近くまで運んだりできれば、1打損するのを回避することができます。
しっかりと距離を出しながら低い球を打つ、いわゆるパンチショットをマスターすることで80を切ることも可能になります。
低く抑えた球(パンチショット)を打つ手順
【アドレス】
[体重配分]
通常よりも体重を6:4から7:3で左足に多くのせます。
グリップはやや短めに握ります。
重心を下げて立ちましょう。
[ボールの位置]
通常よりもボール2~3個分右に置きます。
[ハンドファースト]
ヘッドよりもグリップのほうが目標寄りになるように、
両手を左ももの前に置きます。
【スイング】
[7割のスイング]
いわゆるスリークウォーターの振り幅でスイングします。
アドレスのハンドファーストをキープして、フェースローテーションを抑えてスイングします。
[前傾姿勢のキープ]
スイング中、前傾姿勢をキープしましょう。
[フィニッシュ]
フィニッシュはしっかりと左足に体重が乗り、左肩の上までしっかりと振り抜くようにします。
打ち出し角度、方向が一定してくればOKです。
パンチショットでの注意するポイント
・方向をしっかりと確認し正しいアドレスを作りましょう。
・バックスイングでしっかりと捻転し、体の正面でインパクトしましょう。
・手先でハンドファーストにインパクトしようとすると、入射角やフェース向き、インパクトの位置がずれてミスショットになりますので体全体でスイングしましょう。
・インパクトで終わらずに振り抜くようにしましょう。
②バンカーショット
バンカーショットが80を切るのに大事なショットであることは間違いありません。
バンカーといってもグリーンサイドにあるバンカーだけではなく、フェアウェイバンカーからも1打を減らすために成功させたいショットになります。
中途半端な距離を含めて、一打損しないバンカーショットを身に着けましょう。
グリーンサイドのバンカー
通常のライでは基本のバンカーショットではミスしないことが求められます。
ミスの少ないバンカーショットをするためのポイントを抑えておきましょう。
フェースを開く
バンカーショットの成功に必要なのはバンスを使うことです。
バンスをしっかりと使うためにはフェースを開いて打つことです。
中途半端な開き方は必要ありません。思い切り開いて構えるようにしましょう。
必ずフェースを開いてからグリップしましょう。
素振りでソールを地面に当てるようにするとフェースを開く感覚が身についてきます。
ボールの位置は左足かかと線上
ボールの位置は常に左足かかと線上と決めておきましょう。
左足寄りに置くことで、入射角の緩やかな、バンスを使った振り抜きができるようになります。
バックスイングは常に大きく
バンカーショットはフルスイングしても30ヤードくらいしか飛びません。
砂を打つためです。距離が10ヤードになってもバックスイングを小さくしようとしてはいけません。
バックスイングを小さくすると十分なヘッドスピードが得られず、砂の抵抗に負けて距離を出すことができなくなります。
バックスイングは大きくしたまま、フォロースルーを抑えることで距離を短くします。
傾斜があるバンカー
バンカー内の傾斜にボールがとまっているときは、アドレスとボールの位置に気をつけましょう。
左足上がり
クラブを短く持ってアドレスを安定させましょう。
ボールの位置は通常よりもやや右に置きます。
ヘッドが砂に潜りやすいので、注意して振り抜きましょう。
できるだけボールの近くにヘッドを入れるようにしましょう。
左足下がり
傾斜に沿って立ち、ボールの位置は右足寄りにします。
バックスイングでできるだけ早めにコックしてボールの手前2~3cmに確実にヘッドが入るようにします。
右サイドが下がるとミスになりますので軸と頭を保ってスイングしましょう。
つま先上がり
自分で思っている以上にダフリやすいので、クラブを傾斜の度合いに合わせて短く持つようにしましょう。
クリーンヒットするぐらいの気持ちで打つようにするとちょうど良く砂を打てます。
つま先下がり
下半身の安定とボールとの距離を保つことが重要です。
スイング中、膝の高さを変えずに胸をおこさずに振り抜きます。
早めのコックでバックスイングして、ボールから目を離さず振り抜きましょう。
スタンスについて
スタンスがバンカーの外だったり、片足がバンカーの外だったりしたときに重要なのは、ボールの下に上手くヘッドを入れることができる位置に立つことです。
ボールの前に立ち、体の正面でヘッドをボール合わせられる位置を探します。
それが目標方向でない場合でも仕方がありません。
確実に構えられる位置に立ちバランスを保ってスイングします。
下半身が動かせない場合は腕でしっかりと振り抜きましょう。
バンカーが目玉のときは?
砂にボールが潜っているいわゆる目玉の場合、確実に成功する方法でショットに臨みます。
ボールの位置は右足寄りにします。
アドレス
体重は左足に多くかけ、ハンドファーストにします。フェースはやや閉じるようにしましょう。
スイング
バックスイングは早めにコックし、フェースを閉じたままインパクトします。
これによってヘッドをボールの下まで入れることができます。
フォロースルーは自然に取れればいいですが、無理にせずインパクトで終わるようにしてOKです。砂が多く飛べばボールもいっしょに出るでしょう。
転がりすぎてしまうこともありますが、脱出最優先でショットしてください。
フェアウェイバンカー
フェアウェイバンカーはライと周囲の状況で使用できるクラブが大きく違ってきますので、打つ前によく確認しましょう。
ライが良くてあごが低くて周囲に障害物が無い場合
この場合は、フェアウェイとほぼ同じクラブ選択で打つことが可能です。
ただし、ボールを捕らえるのがシビアになりますので十分注意してクラブ選択をしましょう。
フェアウェイウッドやユーティリティでも打つことができます。
アドレス
クラブはやや短く持ちます。アドレスは安定するようにスタンスはやや広めにしましょう。
ボールの位置はやや左に置くことをおススメします。
体重は左に6割のせておきましょう。
できるだけクリーンヒットしたい状況なので、上から打ちこもうとせずにどちらかと言うと払うようにスイングしたほうが、ボールを捕らえやすくなります。
目線は目標のやや上を見るように高めにしておきましょう。
スイング
下半身の動きを抑えてコンパクトなトップにし、できるだけ打ち込まずにフォロースルーを意識して振り抜きましょう。
ダフるよりもややトップ気味でOKです。そのほうが結果的に上手くいく場合が多くなります。
あごは低いがライが良くない場合
長めのクラブで打ちたいですがライが悪いため、打てる範囲のクラブを使用します。
ボールが砂に3分の1沈んでいたら7番以下のアイアンで打ちましょう。
半分沈んでいたらピッチングウェッジ以下のクラブで打ちましょう。
アドレスや打ち方は同じです。
ライは良いけどあごが高い場合
この場合は、あごの高さに応じてクラブを変えなければなりません。
大体の目安としてあごがの高さが…
ひざの場合・・・フェアウェイウッドでもOK
腰の場合・・・・ユーティリティ以下のクラブで
胸の場合・・・・7番アイアン以下のクラブで
頭の場合・・・・ウェッジ以下のクラブで
あごからの距離もありますが、おおよその目安でいうとこのようになります。
スイングは同じでOKです。
あごも高くライも悪い場合
この場合はガードバンカーと同じでサンドウェッジで脱出しましょう。
距離を欲張るよりも、次のショットが良いところから打てるように良く状況を確認して打ちましょう。
中途半端な距離のバンカー(50ヤード~80ヤード)くらいの距離があるバンカーはとても難しいバンカーで
す。
フェアウェイからならアプローチウェッジやサンドウェッジを使う状況ですが、バンカーの場合、ミスショットしたり、距離感が難しくなります。
状況判断とクラブ選択が成功のカギになります。
ライが良くてあごをクリアできる場合
クラブを短く持って打ちます。
使用クラブはピッチングウェッジかアプローチウェッジになります。
ハーフスイング~スリークウォータースイングでショットしましょう。
バンカーからはスピンがかかりやすいので、当てようとせずにしっかり振り抜きましょう。
スイングの注意点はできるだけ打ち込まずに振り抜くことです。
ボールの位置は左足寄りにし、意識的にアッパー軌道でスイングしたほうが上手くヒットしやすくなります。
ボールの先を意識して振り抜きましょう。
注意するポイント
・ボールの状況をしっかり確認しましょう。
・ヘッドをしっかり振り抜きましょう。
・砂に慣れるためにも、バンカー練習場があればできるだけ利用しましょう。
③フックとスライス
コースをプレーしていると、ドッグレッグのホールでコースなりに打ちたかったり、スタイミーになった木などを避けるために球を曲げたくなったりします。
それは1打得する可能性があるからですね。
球を曲げる技術があれば、出すだけではなくてグリーン近くまで運ぶことも可能になります。
80を切るためには、そして上達するためには、球を曲げることは必須の技術といっていいでしょう。
曲がる仕組みを理解すれば難しいことではないので、ぜひ習得して下さいね。
曲がる仕組みを覚えよう
ボールは回転する方向に曲がります。
ですのでまずはボールに回転方向を意識しましょう。
このことをしっかりイメージしておきましょう。
フックの打ち方(左に曲がる)
ボールの回転方向を意識的に操作することで、ボールを自分の意識した方向に曲げることができます。
フックの場合は回転方向を左にすることで左に曲げることができます。
【アドレス】
・まずは曲げたい幅に応じて目標の右にもう一つ目標を見つけます。
・曲げたい幅の打ち出し方向の延長線上がもう一つの目標です。
・そのもう一つの目標にアドレスを合わせます。
・ボールの位置は真ん中~右寄りにします。
・これは確実にもう一つの目標にボールを打ち出すためです。
・フェースは実際の目標に合わせてグリップします。
このアドレスとフェースの向きを作ることで、ボールが左に曲がりやすくなります。
この2点を必ず守ってスイングしてください。
スイング方向はもう一つの目標、フェースは実際の目標を向いている状態でインパクトすればボールに左回転がかかりますので、フックを打つことができます。
スライスの打ち方(右に曲がる)
ボールの回転方向を意識的に操作することで、ボールを自分の意識した方向に曲げることができます。
スライスの場合は回転方向を右にすることで右に曲げることができます。
【アドレス】
・まずは曲げたい幅に応じて目標の左にもう一つ目標を見つけます。
・曲げたい幅の打ち出し方向の延長線上がもう一つの目標です。
・そのもう一つの目標にアドレスを合わせます。
・ボールの位置は真ん中~左寄りにします。
・これは確実にもう一つの目標にボールを打ち出すためです。
・フェースは実際の目標に合わせてグリップします。
このアドレスとフェースの向きを作ることで、ボールが右に曲がりやすくなります。
この2点を必ず守ってスイングしてください。
スイング方向はもう一つの目標、フェースは実際の目標を向いている状態でインパクトすればボールに右回転がかかりますので、スライスを打つことができます。
このようにセットアップを正しく作れれば、球を右に左に曲げることが可能です。
確実に曲がるようになるまで練習しましょう。
ドロー&フェードを打つ際に注意するポイント
・打つ前にイメージをしっかり作りましょう。
・打ち出し方向を間違えないようにしましょう。
・弾道をイメージしながら振り抜きましょう。
④ロブショット
ロブショットははっきり言うと、80を切る分にはそれほど必要としません。
本当に必要な状況は多くないからです。
ですが、ロブショットをマスターすると技術レベルが大きく上がります。
フェースやバンスの使い方が上手くなり、手首の動き、体の動きをしっかり意識することができるようになります。
80を切ることができるようになることはもちろん、グリーン周りの難しい場面でもグリーンに乗せたり、ピンに寄せることができますし、バンカーショットも簡単になります。カッコいいですしね!
コツさえつかめば難しくないので、ぜひ習得してくださいね!
ロブショットのアドレス
ロブショットの成功はアドレスが重要になります。
フェースを開く
フェースの開き方はバンカーと同じです。
フェースを右に向けてから握ります。
スタンスをオープンにする
右に向いたフェースを目標に向くまでスタンスをオープンにします。
膝を曲げて腰を落として立つ
ボールの下に開いたフェースを通すことが成功のポイントですので、重心をさげてインパクトゾーンでヘッドを低く通せるようにします。
ロブショットでのスイングの注意点
バックスイングはできるだけ体重移動せず、早めのコックでヘッドを上げます。
コックした手首を早めにリリースして、ハンドファーストにならないようにし、スタンスの向きに沿ってヘッドを振り抜きます。
バックスイングもダウンスイングもヘッドを先に動かしましょう。
左手の小指側3本を弛めずに振り抜きましょう。
それによってボールの下にヘッドを通しやすくなります。
ソール(バンス)をボールの下の芝にしっかり滑らせるようにしましょう。
インパクトからフォロースルーにかけて、フェースを自分に向けるように意識しましょう。
ロブショットで注意するポイント
・ヘッドを大きく動かしてしっかり振り抜きましょう。
・躊躇せずに振り抜きましょう。
・ソールを滑らせるように何度も素振りしましょう。
まとめ
いつも80台~90台前半でプレーしている人が突然、ハーフで30台が出したりする人も中にはいますが、実はそのほとんどが偶然に良いショットが続いたり、パットが入ってしまったり、というもので、このようなパターンで70台を出した方は、そのほとんどが安定して70台を出せていません。
リアルなスキルが伴っていないから、なかなかそれをいつも出すことが難しいんですね。
でも今回お伝えしたスキルが身についていると、その偶然が偶然ではなくなります。
70台のスコアというと、ハーフで3つしかオーバーすることができません。
でもそれは全てをパーを取るということではなくて、いかにしてボギーを減らすかということになります。
いつものプレーを振り返っていただければいかに無駄な一打があるかがわかると思います。
この1打を重く意識できるかで70台でプレーできるかにかかってきます。
ゴルフはボールをコントロールすることができれば、必ず上手くなります。
しかも今回お伝えしたゴルフスキルは、上手くなるほどに多用するスキルです。
ですのでこのスキルをマスターしてしまえば、だれでも80を切ることができてしまいます。
それも安定して切ることが可能です。
ゴルフは難しいですが、何もわからずに練習しているのが一番難しいです。
確実に上手くなる方法をとりいれて、最短最速で80切りを達成してくださいね。
と今のボク自身にも強く強く言い聞かせて目標に向かって練習していきます♪
物凄く長くなってしまいましたが今回80を切るために習得しておくべきゴルフスキルを教えてもらったものをまとめるとこのボリュームになってしまいましたがかなり勉強になったこともあったので記事にまとめてみました。
ボクと同じ境遇に居る方も是非とも良かったら参考にしてみてください。
この記事が誰かの役に立てば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
ではでは~
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