三井住友VISA太平洋マスターズで約3年ぶりの復活優勝を遂げた石川遼選手。
男子プロとしてはかなり珍しくアイアンが4本しか入っていませんが、実はこれは9番とPWを同等のロフトの単品ウェッジに置き換えたからだそうですが一体どんなセッティングなのか?
アマチュアゴルファーでも気になるところですよね。
ってことで今回は日本男子ゴルフ界のスーパースターの石川遼選手が三井住友VISA太平洋マスターズで優勝したときのクラブセッティングについて紹介していきたいと思います。
2022 石川遼の最新セッティング
実際の石川遼選手のクラブセッティングの写真がこちら
1W:ローグST MAX LS(ロフト/10.5度 シャフト/ツアーAD CQ-60X)
3W:ローグSTトリプルダイヤモンドT
3U:APEX UW(19度)
4U:APEX UW(23度)
5I-8I:APEX TCB
43度:ジョーズフォージドプロト
48、52、56度:ジョーズフォージド
60度:ジョーズ ロウ
PT:オデッセイ TRI-HOT 5Kスリー
ボール:クロムソフトX
9番アイアンを打つイメージがなくなった石川遼選手
三井住友VISA太平洋マスターズでの優勝は今回で三度目とかなり相性が良いコースのようですね。
それでもこの優勝までに肉体改造やスイング改造に取り組んでいたの有名な話ですが、クラブセッティングも3年前の優勝時とは大きく変わっていました。
前回、石川遼選手が優勝したのは2019年のゴルフ日本シリーズJTカップ。
その時は4番からPWまでをアイアンセットで揃えて、2本のウェッジを入れているオーソドックスなセッティングでしたが、翌年からはPWを抜いて46度前後のウェッジを使うようになりました。
石川遼選手ファンならここまでは知ってる方も多いかと思います。
そして今シーズンからはさらに9番アイアンを抜いて43度のウェッジを投入。
その結果、アイアンが4本でウェッジが5本という個性的なセッティングになりました。
このセッティングはさすがにアマチュアには真似できないセッティングですよね…笑
今シーズンの開幕戦、東建ホームメイトカップからウェッジを5本にしていた石川遼選手。
開幕戦でもその狙いについて語っていた記事を見つけたんですが。
「8番アイアンまでしかアイアンを入れないセッティングにしたのは、8番を打つ距離と43度のウェッジで打つ距離で明確に区切りをつけて、ウェッジを持ったときは、そこから1回(ワンパット)で上がるんだというのをメンタル的に植えつけるようにしたいと思ったからです」
とのことで、43度のウェッジでは146ヤードの距離を想定しているようです。
男子プロの飛距離ってやはり数字で見ると凄いですね。
石川遼選手はグリップも変更していた
もう1つ、石川遼選手が替えたのがグリップです。
今年の春頃からグリップをゴルフプライドの「MCCチームス」に変更している模様。
このグリップの特徴は素材が柔らかくなっているので、柔らかい状態を長くキープすることができるとのことですが石川遼選手はこのフィーリングを気に入ったようですね。
気になる方はゴルフプライドの「MCCチームス」は要チェックですね!
15歳で衝撃のデビューを飾ってから約15年。
31歳を迎えた石川遼選手がどんなセッティングで今後活躍していくかにも注目です。
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