ゴルフでは使用するクラブやボールなどに関しても規則が定められていますがご存じでしょうか?
もしこれらに違反する用具を使用した場合、競技失格になることもあるので知識として知っておくと良いかと思います。
不適合クラブは携帯も禁止となる
キャディーバッグに携帯できるクラブは全部で14本までです。
ラウンドに使用できるクラブは、グリップ、シャフト、クラブヘッドの形状、構造、性能などに関する基準が定められていて、これらに違反する不適合クラブの携帯や使用が禁止されています。
どういったものが不適合クラブというのか?
ざっくりと言ってしまえば練習器具はNGです。
重量クラブやグリップなどを加工した練習用のクラブなどは不適合クラブとみなされます。
その他には、ボールを打つことを目的としない練習器具でスイングをすることも禁じられていますので、ラウンド前には必要でないものは最初からキャディーバッグに入れない方が良いという事ですね。
まぁ基本的には市販で売られているものを使用しておけば大丈夫という事になりますが、実は市販で売られていてもNGなゴルフ用具もあるんですが実はこれ知っている人が意外と少ないんですが皆さんはご存じですか?
実はティーペグです!
もちろんほとんどのティーペグはOKですが、中にはNGのティーペグも存在します。
ゴルフショップでは様々な形状のティーペグが売られていて、一見なんの規定もないように思われますが、既定のルールでは実はティーペグは4インチ以下と決められています。
ドライバーショット時にティーアップを高くしたいからといって4インチを超える長さのティーペグを使用することは出来ませんので注意しておいてくださいね。
※ちなみに4インチは約10センチちょいってところです。
ラウンド中のクラブの修理や調整について
当然ゴルフクラブは物なので時にはラウンド中に壊れてしまう事もあります。
以下はラウンド中にクラブが破損した場合に限り許されている行為です。
・そのクラブをそのまま使い続ける
・プレーが遅れないことを条件にクラブを修理する
・クラブが使用できない場合、他のクラブと取り換えることが許される
しかし、クラブを叩きつけるなど通常プレー以外で損傷した場合はクラブの修理や交換は出来ませんので上手く打てなくてイライラした気持ちをそのままクラブに当たって壊すことはしないようにしてくださいね!笑
細かいことを言ってしまえば、最近では重心を調節できるクラブがありますが、これらはラウンド中はもちろん休憩時間に調節することも実は禁止されていますし、ヘッドの貼る鉛の位置を変えたり剥がしたりすることもこれらと同じ重心の調節となるので気を付けましょう!
使用するボールに関するルールについて
ゴルフボールに関しても重量や大きさ、初速と総合飛距離など細かい基準が設けられていますが、市販で売られているゴルフボールを使用しておけば特に問題はないかと思います。
始球式ボールやスポンジボール、穴が空いたプラスチック製のボールでのラウンドは出来ません。
ボールの装飾については規定がないので、ゴルフボールにマジックで線を書き込んだりしてもOKです。
もし同伴者の方と、同じボールを使用する際は、識別出来るようにマークなどを書き込んで判断出来るようにしてラウンドしましょう。
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