ゴルフ場にあるバンカーってグリーン周りにあるバンカーとかなり距離があるバンカーがあるけどそれぞれの打ち方ってやっぱり違うの?
うん!
打ち方としては違うけどゴルフ初心者の人はグリーン周りにあるバンカーの方が苦手!って人が多いと思うけどゴルちゃんはどっちが苦手とかある?
どっちも苦手!!!
そっか^^;
んじゃ今回はそれぞれのバンカーの基本についてはち君に解説してもらお!
バンカーには、フェアウェイに配置された「フェアウェイバンカー」(クロスバンカーと呼ぶこともあります)とグリーン周りにある「ガードバンカー」の2つがあります。
それぞれのバンカーで、ショットが大きく異なります。
2つのバンカーショットの大きな違いは、「フェアウェイバンカーはダフッてはいけない」のに対して、「ガードバンカーはダフッてもいい」ところです。
フェアウェイバンカーからのショットの基本
フェアウェイバンカーは、グリーンまでの残りの距離が100~200ヤード地点に配置されていることが多いです。
なぜ、そんなところに、バンカーが設置されているのでしょうか?
たとえば、そのホールがパー4打とした場合、セカンドショットの地点からグリーンを狙うアングルとしては、ベストポジションでり、簡単にそこに打たせないために、コース設計者は「そこ」にフェアウェイバンカーを設けているのです。
つまり、フェアウェイバンカー近くに、ボールを運ぶことができれば、パーが取り易くなるということです。
フェアウェイバンカーにつかまったとしても、フェアウェイバンカーから上手く打つことができれば、やはり、パーは取れる確率がグーンとアップすることになります。
なので、フェイウェイバンカーからは、1回で脱出させると同時に、できるだけグリーンに近づけることが必要であり、フェアウェイバンカーからのショットは、スコアメイクには不可欠ということになります。
そのためには、大きくダフッてしまうと、飛距離をロスしてしまうので、できるだけクリーンにボールをとらえることが必要となります。
ダフリは厳禁ですが、むしろ、ハーフトップ気味に打つくらいでOKということになります。
トップであれば、グリーンに届かなくても、グリーンの手前の花道の好ポジションへと運べれば最高でしょう。
なので、フェアウェイバンカーからのショットは、ダフらないためのアドレスや打ち方が基本となります。
フェアウェイバンカーからのショットで注意すべき基本
バランス感覚が優れているプロゴルファーは、フェアウェイバンカーからのショットでも芝の上からのショットと大きな飛距離の差はありません。
でも、多くのアマチュアゴルファーは、下半身のバランスが保てず、クラブをしっかり振りきれないため、フェアウェイバンカーからのショットは、通常のショットより飛距離は落ちてしまうものです。
なので、砂の上にボールがきれいに乗っかっていて、かつ、フェアウェイバンカーの前方のアゴが低い場合のショットでは、1番手大きめのクラブを持つことが基本となります。
グリップを短めに持てば、飛びすぎ心配もありません。
フェアウェイバンカーからのショットの基本は、ムリにグリーンに届かせないことです。
グリーンに届かなくてもいいという意識をもつことが基本となります。
前方のアゴが高く、かつボールがアゴの近くにあるフェアウェイバンカーからのショットは、サンドウェッジなどロフトの大きいクラブを使って脱出することが最優先となります。
以上、フェアウェイバンカーからのショットの基本を理解していただきました。
それでは、具体的に、フェアウェイバンカーから、ダフらずに、ボールをクリーンに打つためには、どのように打てばいいのでしょうか?
実は、フェアウェイバンカーからクリーンに打つのは、ちょっとしたコツがあるのです。
ガードバンカーからのショットの基本
ガードバンカーはフェアウェイバンカーとは違い、ピンまでの距離はせいぜい40ヤードくらいでしょう。
このガードバンカーでは、ボールをクリーンヒットしたり、ハーフトップしたのでは、ホームランになってしまい、大たたきの危険が高くなります。
ガードバンカーからのショットでは、最低でも、脱出すること。
できれば、次打がグリーン上からのパターにつなげることができれば、最高でしょう。
ゴルフ初心者は、バンカーショットが大の苦手という人は多いものですが、「1回で脱出すること」を最優先としたいものです。
まずは、バンカーからのショットをピンに寄せようとするよりも、出すだけなら何のプレッシャーもなく打てるというレベルを目指しましょう。
ガードバンカーからのショットは、フェアウェイバンカーと違って、直接ボールを打たずに、クラブヘッドをボール手前の砂に入れるのが基本です。
砂を薄く取ればキャリーが多めに出ますが、ボールにスピンがかかって止まりやすくなります。
砂を厚めに取ればキャリーが少なくなりますが、スピンはかからないため、ランが多くなります。
つまり、砂を厚く取っても、薄く取っても、バンカーショットのキャリーとランを含めたトータルの距離に大きな差はないのです。
なので、ゴルフ初心者は、「ボールを上げる意識を捨て、クラブヘッドを入れる位置をなるべく同じ位置にすること」がガードバンカーショットの基本となります。
以上、ガードバンカーからのショットの基本を理解していただきました。
それでは、具体的に、ガードバンカーから、うまくダフらせて、ボールを打つためには、どのように打てばいいのでしょうか?
実は、バンカーショットで、ダフらせる努力なんて必要ないのです!
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