前から気になってたんだけど、ゴルフってなんでヤードで距離を言うの?
そして、なんでみんな、グリーンに乗った途端にヤードじゃなくてメートルで距離を言うの?
確かに日本のゴルフってグリーオンするまでは残り〇〇ヤードって距離を計測するのに、グリーンに乗った瞬間から残り○○メートルのパット!と言うよね。
ども!
庶民ゴルファーのはちです。
という事で今回はゴルフの不思議。
何故、ヤードとメートルの二つの単位がゴルフでは使われているのか?について解説していこうかと思いますが…
ってもしかして、この2つの単位に慣れ過ぎて言われるまで気づかなかった!!
って人もいたりしてw
でもよくよく考えたらおかしな話ですよね?
実際にティーイングエリアで一打目を打つところから、グリーンに乗るまではゴルフでは残りの距離はヤードで計測しているのに、グリーンに乗った瞬間から残りの距離をメートルで表す…
普通に考えて、どちらか一つの単位に統一したほうが良くない??って思いませんか?笑
1ヤードって実際には何センチ?
ゴルフを始めたばかりの方は先ずこの「1ヤード」がそもそもどれくらいの長さなのか!?と思いますよね。
1ヤード = 0.9144メートル
先ず、1ヤードをメートルに直すと「0.9144メートル」です。
ほとんどのゴルファーは「約90センチ」で認識しています。
なのでグリーンまでの残りの距離が100ヤードの場合は、約90メートルくらいという事になります。
これ100ヤードで例えると分かりやすいけど、残りの距離が150ヤードの場合って直ぐにメートルに換算できる方いますか?
たぶんほとんどの人が直ぐには150ヤードをメートルで換算出来ないかと思います。
ちなみに150ヤードは約135メートルです。
厳密な数字で言うと137.16メートルになります。
こうやってあらためて考えるとヤードってめちゃくちゃ面倒くさくないですか?笑
実はヤードは時代遅れ
日本国内ではヤードで表す単位に定着しているので違和感ない人も多いかと思いますが、実はほとんどの国でのゴルフではもうヤードは使われていないことをご存じでしょうか?笑
これらの国は全てメートルでの単位で統一されています。
というかヤードの単位が未だに使われている国は「アメリカ・英国・日本」の3ヵ国のみでこれ以外の国でのゴルフは全てメートルでスコアカードやヤーテージ表記もされています。
えっ!?
嘘でしょ!?
って思った方もいるかもしれませんね!笑
でも、それくらい日本ではゴルフと言えばヤードでの単位が当たり前!というようにゴルファーの間では馴染みがある単位という事です。
世界共通単位は「メートル」
実は国際単位系というものがあることはご存じでしょうか。
簡単に言うと、「各国それぞれで色々な単位があるけど、それだと不便なので、みんなで同じ単位を使いましょう。」という決まりです。
例えば、時間は「秒/S」、長さは「メートル/m」、重さは「キロ/kg」を共通単位として使おう!というものです。
当然ですがこれは、日本でも使われている単位ですので皆さん知っているかと思います。
これに伴い、ほとんどの国でゴルフも”ヤード”から”メートル”へ表示が変わっていったという流れです。
この説明を聞けば、当然の流れでメートルで統一していく国が多くなってきているのは理解出来ますよね?
まぁアメリカの場合はフットボールでもヤードが使われているし、そもそも国際単位系を積極的に採用しない国なのでここはアメリカはとりあえず置いておいて、未だに”ヤード”と”メートル”の併用表記が多い英国も、まだ百歩譲って理解ができます。
なのに、なぜ”メートル”表示が浸透している日本で、”ヤード”が残ってしまったのでしょうか?
ここに疑問を抱く人ってどれくらいいるんだろう…笑
日本のゴルフで何故「ヤード」が定着しなかったのか?
色々調べてみると、実は日本でも1970年代後半に一度、距離表示を”メートル”表示に変更したことがあったみたいです。
ゴルフ場や練習場の距離表示をはじめ、競技の設定やスコアカードの印刷物など、すべてを変更するとなると、ちょっとゾッとしますね^^;
当時のゴルフ関係者は相当大変な作業だったと思います…汗
しかし、わずか10年足らずで、また”ヤード”に戻すことになったのです。
その理由は、当時のゴルファーの間で、かなりの反発があったようでこれが原因でまたヤード表記に戻ったとされていますが、現代ではほとんどの国のゴルフ距離の単位はメートルで行われているので結果、日本は、世界的には取り残されることになってしまってますね。
世界にあるゴルフ場の数は?
ただ国の数で見るのと、ゴルフ場の数でみるとでは、またこの辺のデータの見え方も変わってきます。
どういう事かというと、ヤードを未だに使用している国はアメリカと英国と日本の3ヵ国だけとお話ししましたが、ゴルフ場の数で見直してみると…
世界のゴルフ場の数はアメリカがダントツで多く、次にイギリス、日本の順なんです。
そしてこの3カ国でなんと、世界全体ゴルフ場数の6割を占めちゃっているんです!
アメリカが多いのはなんとなく分かる気がするけど、たったの3ヵ国だけで全世界の半数以上のゴルフ場があるってのも凄くないですか?笑
このデータで見直すと、ゴルフ場の比率としてはヤード表示が大多数ということになるんですよね~
面白い話ですね。
何故グリーンではメートルで数えるのか?
ここまでヤードにこだわっているにもかかわらず、グリーンに乗った瞬間から何故かメートルで残りの距離を表す日本のゴルフ。
なんでなの?
この辺についても調べてみたんですが、ごめんなさい!
詳しくは分かりませんでした!笑
ただ個人的に思うに、恐らく分かりにくかったからだと思います。
というのも、ヤード単位ですべて距離を考えるならば、短い距離はインチやフィートで数えることになりますよね?
こうなるとさらに距離のイメージができず、「もうわけわからん!」ってなりませんか?笑
だとしたら「カップまで残り50センチ」とか「カップまで約5メートルくらい」とかの方が現実的にイメージできるでしょ♪
なので理由はこれだと思います!
(キッパリw)
まとめ
今回はヤードとメートルについて少し掘り下げてお話ししましたがいかがでしたでしょうか?
ボクは今回の記事を書くにあたって色々と調べながら記事を書いていたんですが面白いと思いました。
最近のゴルフで使われている距離計測器もヤードとメートルどちらでも計測が切り替えられるものが多くなってきてますよね?
これはメートルで距離を知りたい方の需要がそれだけ増えて来ているという事になります。
頭を柔らかくして物事を柔軟に捉えれるようにしていきたいですね。
ボクはメートルでの計測で慣れるようにしてみようかな~とちょっと思いましたが、周りのゴルフ仲間全員がヤードで言ってるのに一人だけ「残りまだ180メートルくらいあるよ!」とか言ってたら完全に浮きそうなので徐々に取りいれていきたいと思います!笑
ということで今回はここまで!
この記事が誰かの役に立てば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
ではでは~
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