ゴルフのハンディキャップってなに？

2021 1/18

2021.01.18

ゴルちゃん

HDCPってあるけどこれって何？

ゴルくん

HDCPってハンディキャップのことを言ってるんだよ
そもそもゴルフ始めたばかりだとハンディキャップが何なのか分からいよね…

ゴルちゃん

確かに意味は分からないけど、ハンデってワードがあるから下手なボクにハンデくれるシステムとかかな？

ゴルくん

イメージ的にはそんな感じだね！
んじゃ今回はこのHDCP（ハンディキャップ）について、はちに解説してもらお～

ども！
庶民ゴルファーのはちです。

という事で今回はゴルフのHDCP(ハンディキャップ)について解説していきたいと思います。

HDCP(ハンディキャップ)とは？

ゴルフって基本的には老若男女、年齢層も問わず個々のレベル関係なく一緒に楽しめるスポーツです。

数あるスポーツにおいてこれほど幅広い年齢層が一緒に楽しんでやれるスポーツもそんなにないかと思います。

でもこのような状況で普通にコンペなどを行うと、さすがに上手い人だけしか勝つことが出来ないので、こういった技術の差をなくして上手い人も下手な人も平等に競えるシステムにするためにあるのがHDCP(ハンディキャップ)になります。

あと、HDCP(ハンディキャップ)で別の考え方であるのが個人の現在の実力を把握するために数値化したものとして存在しています。

そしてこのハンディキャップを設定することで、コンペでは、参加者全員が均等に優勝や上位の順位へ入れるチャンスが与えられるというわけです。

ゴルフの基本は18ホールをパープレー（スコア72）で回る事になりますが、例えば、アマチュアゴルファーが「121」でラウンドをした場合に、ハンデが「35」とすると、コンペでのスコアは121-35で「86」と計算されるます。
つまり、35のハンデがあることで、上位に入るチャンスが掴めるわけですね。

HDCP(ハンディキャップ)は２種類ある

ゴルフにおけるハンディキャップには実は２種類存在していて「オフィシャルハンディキャップ」と「プライベートハンディキャップ」というものがあります。

オフィシャルハンディキャップ

オフィシャルハンディキャップとは、最初に軽く触れましたが、個人の現在の実力を把握するために数値化したものとして、JGA（日本ゴルフ協会）の規定にもとづいて査定されたハンデのことです。

これは日本で唯一のオフィシャルハンディキャップになります。

オフィシャルハンディキャップを取得するには、規定のゴルフの組織・団体に所属する必要がありますがそれらは以下になります。

・JGA 加盟団体（8地区連盟）
・JGA 正会員（加盟ゴルフ倶楽部）
・JGA 個人会員・ジュニア会員
・都道府県ゴルフ競技団体
・(社) 日本パブリックゴルフ場事業協会加盟ゴルフ場
・JGAが認めた組織・団体

そして実際にオフィシャルハンデが適応されるコース（※JGA/USGAコースレーティング）で、ラウンドしたスコアカードを提出しなければいけません。

※直近で実際にラウンドしたスコアカード５枚の提出が必要です。

【※コースレーティングとは】
簡単にいうと、コースの難易度を示す数字です。
全国共通の規定のもと、日本ゴルフ協会によって算出されていて、数字が大きいほどコース難度は上がり、「75.8」とか「69.8」などと表記されます。
ちなみにコースレート72以上のコースは難コースと考えて良いかと思うので参考に。

そして、コースレーティングは、各ゴルフ場の公式サイトなどで確認できますよ～

オフィシャルハンディキャップを取得すると「JGAハンディキャップ証明書」が発行されます。
※このブログを書いている日にボクもオフィシャルハンディキャップを申請してみたので、またあらためてブログにて紹介しますね

ハンディキャップ証明書を取得しておくと、公式戦に参加するときの基準として利用出来るので、競技としてゴルフをする人にとっては、大切なアイテムという事になります。

オフィシャルハンディキャップの取得後は、このハンディキャップは毎月更新されますが、査定対象となるのは、直近10ラウンド分のスコアとなります。

なので、ラウンドしたら毎回スコアの提出が必要ですので忘れないように。

ちなみに、スコアの提出がない月はハンデはそのままとなります。