ねえねえ!
先日ゴルフに行った時の話なんだけど、同伴者の人がグリーン上のライン読むときにカップを覗き込んでブツブツ言ってたんだけど、その人凄くパターが上手だったんだよね!
凄く気になったんだけど結局何やってんのか聞けずで…
あぁ~!
その人はグリーンに住んでいる精霊さんとお話ししてたんだよ!
えっ!?
マジで??
いや嘘だけど…笑
ちょっ!
軽く信じてしまったじゃん!笑
その人がパターが上手な理由は芝を見る力が凄いんだよ!
なんでカップを覗き込んでいたのかもちゃんと理由があるんだけど、今回はこの辺についてはち君に教えてもらお!
という事で今回は巷で良く言われているラインの読み方とは違う角度で、少しマニアックなライン読みについてのお話しです。
マニアックというと少し変になりますが、意外と知られていないラインの読み方です。
どういうことかと言うと…
ゴルフ場のグリーンは手入れが行き届いています。
これはいつもコースメンテナンス業務をこなしてくれているグリーンキーパーさんの努力のたまものです。
今回は人の手によって作られているゴルフ場のグリーンだからこそ分かる「グリーンの読み方」をご紹介いたします。
「こんな情報から「グリーンのラインの読み方」や「傾斜」そして「グリーンの芝目」まで分かるのか!?」と、少し意外な情報です。
もちろん、グリーンを攻略するためにも必要な情報ですので、是非ともチェックしてくださいね。
グリーンのラインの読み方3つのポイント
美しいゴルフ場のグリーンには「秘密」があります。
実はその秘密を知るだけで、グリーンのラインの読み方や傾斜、芝目までわかるので、グリーン攻略の糸口がつかめます。
カップの中を覗いてみよう!
さっきゴルちゃんが気になっていた内容ですが、パターが上手な人の特徴でカップを覗いている方が多くいますがこれは何をチェックしているのかを早速解説していきます。
まず、最初の秘密は、「カップの中を見ることで最後に切れる方向がわかる。」ということ。
グリーンキーパーさんが一生懸命切ってくれるグリーンのカップ。
このカップの中にはカップホールという金属の筒があります。
この金属の筒が入っているからカップインした時にカランという良い音がするんですよね。
このカップホールは地球に対して垂直に入れてあります。
そうしないとピンフラッグが真っすぐに立ちません。
カップホールが垂直だが、グリーンが傾斜していたら?
そうなんです、カップホールの上に残る土の部分に高いところと低いところができるのです。
土の部分の高いほうから低いほうに傾斜があることがはっきりとわかるのです。
カップ回りの傾斜が分かりにくい時はカップの中を覗いて見て下さい。
傾斜がはっきりわかりますよ。
時間がたつとカップの大きさが…。
2つ目の秘密は「午後になるとカップは少し小さくなる」ということ。
なにか怖いですねぇ…笑
でもちゃんと理由はあります。
カップ回りはたくさん踏まれることになります。
その圧力によって、ほんの少しずつですがカップは小さくなるのです。
また、芝が伸びてくるのも影響もあるかと思います。
少し小さくなったカップに入れるためには強めに真っすぐ打つことが効果的です。
午後のパッティングは真っすぐ強めに打つ!これが大切になってきます。
グリーンの外周はこんなことに!?
3つ目の秘密は「グリーンの外周は逆目が多い」ということです。
これはいったいどういうことでしょう?
グリーンはコースメンテナンスにおいて最も神経を使って手入れされている場所です。
毎日念入りに芝刈り機で丁寧に刈られています。
丁寧にいろんな方向から均質に刈られますが、グリーンエッジ近くの外周部分はグリーンの形状に沿って毎日刈ることになります。
一定の方向に刈られることになり、芝刈り機の一定の圧力でグリーンの外周部分は逆目になりやすいのです。
グリーンエッジ付近からのパッティングは、逆目のためボールの転がりが悪くなるので、フォローを長くとるように打つことが効果的です。
まとめ
以上、「意外に知らないグリーンのラインの読み方3つのポイント」をご紹介いたしました。いかがでしたでしょうか?
今回はグリーンキーパーしか知らないような意外な話ばかりで面白いですよね。
へぇーと思うのと同時に、コースメンテナンスに携わる方々の苦労が分かるようで、ゴルフに対する考え方も少し変わってくるのではないでしょうか。
知っているだけでパッティングスコアにも直結する話なので、ラウンド中に同伴者に教えてあげたりすると盛り上がりそうですね。
たまにはこんな知識も取り入れて、より一層楽しくラウンドしましょう。
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