トラブルショット!林から上手く脱出するための6つのポイント

「ファァー」

ティーショットが大きく曲がって林の中へ…

多くのアマチュアゴルファーがこういった経験があるかと思います。

OBなら諦めますが、生きてた場合は林の中から打たなければいけません。

今回はこのようなトラブルショットで上手く切り抜けるためのポイントをまとめた記事となりますので良かったら参考にしてみてください。

目次

トラブルショットでどう対応するか?

先ず林の中から脱出するためのショットは、人によって、次の3通りに分かれます。

①強引にグリーンを狙う
②横に出す
③ボールを曲げてグリーンを狙う

あなたはどうですか?

実はゴルフが下手な人ほど、1番の方法をとりたがります。

林の中からの脱出の基本的な考え方は、100%に近い確率で、林から脱出し、次のショットにつなげることです。

林からのショットは、状況にもよりますが、打ち出す方向や距離感をしっかりコントロールすることが成否の分かれ目になります。

タイガーウッズが世界一の地位を築いたのは、「林の中からのリカバリーショット」が上手かったからとも言われています。

今回は、「林から出すだけ」でなく、より高い目標を持った林からの脱出の方法をご紹介します。

林からの脱出するための6つのポイント

方向性

林の中から脱出に成功するか、失敗するかは、どこを向いて打つかです。

林の中では、少しでもグリーンに近づけたいというゴルファーの心理が働きます。その結果、一か八かの賭けに走りがちです。

リカバリーはギャンブルではありません。

林からの脱出で一番重要なことは、グリーン方向に打てないのであれば、真横に出せるかどうか、状況によっては、後ろに向かって打てる「気持ちを持てるかどうか」が、成功の条件となります。

ライの確認

林の中は、基本的には芝が薄くなっていたり、土がむき出しになっていたりと、いわゆる「ベアグランド」が大半をしめます。いわゆる「悪いライ」です。

そして、林の中は、それだけではありません。

落ち葉がたくさんあります。

多くのゴルファーはこの落ち葉に対して、警戒心をほとんどもっていません。

中には、そのまま、落ち葉をどけずに打ってしまう人もいるくらい・・・。

意外に思うかもしれませんが、落ち葉には、相当の抵抗力があります。ボールの手前の1枚の葉っぱでもボールの飛びや曲りに大きく影響するのです。

ダフったり、トップしたりするミスショットが出るのも、ごく当たり前の話です。

ゴルフのルール上、ボールの周りにある落ち葉(地面から生えていない葉っぱ)は、ボールが動かない限りは取り除くことが認められています。

プロゴルファーたちは、ルールの範囲内で、できるだけ、クリーンにボールを打てることを考えます。

つまり、林の中からの脱出での基本は、「クラブヘッドが入るスペースを探すこと」です。

林の中から、上手くリカバリーするためには、葉っぱを上手にどけて、クラブヘッドが入るスペースを作ることがコツとなります。

打ち方

ライの悪い林の中からのショットは、いかにクラブヘッドが入るスペースを探すか、クラブヘッドをどこに入れればボールをクリーンヒットできるか、ということです。

そのためには、スイングの基本である「ハンドファーストのインパクト」が重要となります。

打ちたい距離やふり幅に応じたスタンスをとるります。

アドレスではハンドファーストに構えます。打ちたいライが悪ければ悪いほどボールを右足側に寄せることで、自然とハンドファーストになります。

クラブヘッドの入り口が狭く、上から鋭角に打ち込まなければならない場合は、ボールを右足前に置き、ハンドファーストの度合いを強めましょう。

(注意)ボールの位置は、ライによって変えますが、両手の位置は左ももの前になることに注意しましょう。

極端に手の位置を左に寄せるような打ち方は、クラブを急角度に振り下ろしてしまい、インパクトが詰まってダフる原因となります。

ボールをクリーンにとられるために、体重移動は極力抑えましょう。

林から脱出する打ち方で、一番大切なポイントは、「クラブのロフトを立てる意識で、ハンドファーストの体勢でヒットすること」です。

フォロースルーではクラブヘッドは低く出していくイメージを持つと上手くいきます。

ハンドファーストを強めれば強めるほど、ボールは低く出ることになります。

プロゴルファーは、林の中の上空の隙間に打っていく技術がありますが、アマチュアゴルファーは、枝の下を通すイメージ打っていくことをおススメします。

「林の中からは脱出口がない」と思っても、しゃがんでみると、意外と林の中でも、「下は空いている」ものです。

クラブ選択

林の中から脱出するには、状況に応じて、真横に出すこともあります。

グリーンが狙えない以上、フェアウェイに戻すなら、「〇ヤード以上〇ヤード以内」と打ちたい距離をハッキリ決めて打つことが大切です。

距離を決めて打たないと、10ヤードしか飛ばなかったため、深いラフで止まってしまったとか・・・、50ヤードも飛んでしまったため、フェアウェイを突き抜けて、向こうの斜面までいってしまったとか・・・、再度トラブルに巻き込まれることになってしまいます。

そのためには、クラブ選択が重要となります。

トラブルショットはウェッジと決めつけて、林の中からでもアプローチウェッジなどを使う人がいますが、上手く打てたとしても前方の木の枝に当たってしまいます。

むしろ、林の中などでは一番長いアイアンを持っていきましょう。

今のクラブセッティングでは、多くの人が、5番アイアンが一番長いアイアンではないでしょうか?

その場合は、5番アイアンと、予備で7~8番アイアンを持っていけばいいでしょう。

ベアグランドの状態がひどいときには、パターや5番ウッドなどのクラブも有効です。パターはロングパットを打つイメージで打てば、20~30ヤード先のフェアウェイに戻すことは可能です。

5番ウッドやユーティリティなどのクラブは、パターのように振ります。ボールの弾きがいいため、小さいスイングでもパター以上に転がってくれます。

このように、ロフトの少ないクラブは、小さいスイングで、かつ、低い弾道で転がるボールを打つことができ、飛距離を稼げるため、林の中からの脱出にはとても有効なクラブです。

普段の練習でも、長いクラブを短めに持ち、ハンドファーストを強めにして、ふり幅を小さく、低い弾道を打つ練習をしておくといいでしょう。

ボールが木の近くにあるときの対処法

林の中に入っただけでなく、木の根っこの近くに止まってしまった・・・。

フェアウェイに出したいけれど、木の幹が邪魔になってテイクバックが取れない・・。

そんなピンチの状況でもまだ挽回のチャンスは残っています。

フェアウェイに向かってクラブを振れない場合・・、たとえば、テイクバックが取れない場合は、スタンスの方向を変え、クラブを振れる体勢をとります。

そして、クラブフェースだけフェアウェイ方向を向けるのです。

スタンスはターゲット方向より右を向き、フェースだけターゲット方向に向けて打つということです。

つまり、インテンショナルショットと同じ打ち方するわけです。

練習法

林の中のベアグランドのようなライからは、ダフる可能性が高くなります。

ベアグランドでもダフらないように打つには・・・、

・スイング中の上下動を抑える
・アドレス時の体とボールの間隔を保つ

この2つのポイントが重要となります。

それらを習得するためには、

目一杯高くしたティーアップのボールをクリーンに打つ練習がとても効果的です。

芝のないベアグランドから問題なく打てるようになれば、林からのリカバリーの成功率が劇的にアップします。

また、フェアウェイバンカーなども打てるようになりますし、なによりアイアンショットの精度が格段に上がります。

普段の練習から、ティーアップしたボールをクリーンに打つ練習を取り入れていきましょう。

まとめ

今回は林の中から打つ際のトラブルショットについてまとめてみましたが、実際のローカルルールや友達同士でやる気楽なラウンド際は打ちやすいところに出してワンぺナとかのルールを作って行うのも有りかと思います。

木の幹の近くにあるボールを打って誤って区部が折れるなんてことになったら悲しいですもんね。

ただしっかりとしたストローク式でプレーを頑張っている方は是非とも参考にしてみてください。

狙ったところへのアプローチ練習などはこのようなアイテムがおススメですよ♪

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